パル・コラム

2013/05/11カテゴリ:お薬手帳について

お薬手帳を自分流にアレンジしてみませんか?

こんにちわ。

東武東上線沿線調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの薬剤師社員です。

みなさんはお薬手帳を普段使っていますか?

使うといっても自分で管理をしている方は少ないのではないでしょうか?

おそらくほとんどの方が医療機関にただ渡して薬の記録を貼ってもらうだけで
終わってしまっているのではないでしょうか?

お薬手帳は自分の健康を守る大切な手帳です。

実は薬の記録を残すことだけが手帳の使い方ではありません。

薬の記録を残すだけにとらわれず、過去の副作用歴、アレルギー歴、
お子様の場合は今の体重、薬を飲み始めてからの体調変化などを自分で手帳につけ、
自分を公開することで初めて手帳本来の機能を発揮します。

例えば9月28日に処方された薬の記録をお薬手帳に貼ってもらったとしますよね?

貼ってもらって満足するのではなく9月28日に処方された薬を服用した後の体調変化や、
飲み始めて変わったこと、いつもと違う変化が出た場合は9月28日に貼ってもらった
薬の記録の下に手書きで書いておくんです。

そうすると次回受診したときに医師が診察しやすくなります。

さらに薬剤師に見せればそれが副作用なのか、薬によるものなのかが分かります。

またお子様の場合は手帳に薬の記録を貼ってもらったらその時の体重を書いておくのです。

そうすることで次回受診時は医師が体重に合った薬の量を処方しやすくなりますし、
薬剤師も医師が処方した量が適正量かどうかを手帳を見て瞬時に判断できます。

市販の薬を飲んでいるのであればその箱を切り取って手帳に貼ったり、中に同封されている
説明書を手帳に貼ったりしてもいいと思います。

そうすることで医師が処方する薬との成分重複も防止することができます。

お薬手帳を使っているという皆様は是非、自分流の手帳を作り上げてみてはいかがでしょうか?

お薬手帳はあなたの歴史の一部なのですよ。


 お薬手帳活用テクニック 〜お薬手帳には必ず病歴・副作用歴・アレルギー歴を記載しておこう〜はこちらをクリック

お薬手帳活用テクニック 〜絶対見逃してほしくない情報は手帳の表紙に書く〜 はこちらをクリック


お薬手帳
活用に関する過去の記事はこちらをクリック

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2013/05/10カテゴリ:ジェネリック医薬品について

簡単にジェネリック医薬品を見分ける方法について教えます!

こんにちわ。

東武東上線沿線調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの薬剤師社員です。

皆さんはジェネリック医薬品ってご存知ですか?

簡単に説明すると、開発メーカーの特許が切れ、同成分を別のメーカーが後から製造した薬で
開発コストがかからない分価格が安く設定された医薬品のことです。

すでにご存じの方も多いと思いますが、テレビCM等でもタレントや女優さんが出演して説明していましたね。

このジェネリック医薬品の普及率が最近急に増えてきています。

患者様の方から「ジェネリック医薬品でお願いします」と希望してくることもしばしばです。


ところで皆さんが日々病院や薬局などでもらっている薬がはたして価格が安い
ジェネリック医薬品なのか、それとも価格が高い先発医薬品なのか?

どっちなんだろう?と思ったことはありませんか?

実は、医薬品名を見ただけでそれがジェネリック医薬品なのか否かを瞬時に見分ける方法があるのです。

一度意識して医薬品名を見てみてください。

全部が全部当てはまるわけではありませんが、医薬品名+規格(数字)のみで表記されて
いるものは先発品である可能性が高いです。

一方、成分名+規格(数字)+「メーカー名」のように医薬品の名称の後に「」付きでメーカーの略称が
記載されているものはほぼ間違いなくジェネリック医薬品です。

少し前まではジェネリック医薬品も先発医薬品同様、固有の医薬品名+規格(数字)の表記でしたが、
それだと一つの成分に対して数種類もの違う名称の医薬品が存在してしまい、我々医療従事者が
混乱してしまうという問題があったのです。

そこで最近のジェネリック医薬品は全て成分名+規格(数字)+「メーカー名」と
表記することになっているのです。

この見分け方を知ったからといって何か得するという訳ではありませんが、
自分が飲んでいる薬が先発品なのか、あるいはジェネリック医薬品なのかを
知るには一番簡単な方法だと思いますよ。


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2013/05/10カテゴリ:お薬のいろは

お薬に有効期限ってあるの?

こんにちわ。

東武東上線沿線調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの薬剤師社員です。

あるお子様のママさんに「この薬はいつまで期限が持ちますか?」

と質問を受けました。

このママさんに限らずこのような質問をしてくる患者様は非常に多いです。

実際のことを言うとほとんどの全ての薬には有効期限があります。

薬の有効期限ってどれくらいだと思いますか?

薬の種類にもよりますが、大抵の薬は数年以上は持つものばかりです。

しかしこれはあくまでも薬自体の有効期限であって薬をもらった患者様に
対しての期限ではありません。

例えばお子様に粉薬が処方された場合を考えて見ましょう。

お子様の場合は錠剤ではなくシロップや粉薬であることが多いですよね?

この理由はもちろんお子様は錠剤が飲めないというのも理由の1つですが実はお子様の場合は
体重に合わせて薬の量を調節しやすいようにするためにシロップや粉薬が多いのです。

ですので今日もらった薬が1年後にも効くとは限らないのです。

1年も経過すると子供の体重も増えるからです。

体重が増えるともちろん薬の量も増えますからね。

また、薬というのは医師が診断をしてその時の症状に合わせて一番適した
薬を処方してくれているのです。

つまり今日の症状と10日後の症状では必ずしも同じ症状とは限りませんし、
仮に同じような症状でもその症状の原因が変わってきていることもあります。

つまり今日もらった薬が10日後の症状にも同じように効くのかというと
そうとは限らないのです。

ですので薬局でもらう薬の期限はその時に出ていた日数が
期限だと思ってくださいね。

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2013/05/10カテゴリ:漢方薬のあれこれ

漢方薬の話2

こんにちわ。

東武東上線沿線調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの薬剤師社員です。

漢方と聞いてもどうやって治していくかイメージがわかない人も多いかと思います。

西洋医学では細胞レベルでの治療になりますが漢方は身体全体を一つととらえて
崩れている身体のバランスを整えてもともと備わっている自然治癒力を高める事が
治療のポイントになります。

自然治癒力を最大限に引き出す治療なので新薬に比べて副作用は少なくなります。

ではどのようにして崩れているバランスを見ていくかといいますと「弁証論治」になります。

弁証は診断になります。

望診、聞診、問診、切診を行い崩れている部分を探していきます。

次に診察が終われば治療方針が決まりますがこれが論治になります。

ちなみに切診は脈診と腹診がありますが薬剤師は診察行為で
身体には触れられないので薬剤師がやっている漢方薬局では
望診、聞診、問診だけになります。

ここまでみて漢方はその人に合ったものが選ばれます。

それでは実際はどのようにして診断(弁証)されているか。

よく使われる方法として八網弁証があります。

これらは陰⇔陽 表⇔裏 寒⇔熱 虚⇔実と4組の相反するものからなっています。

表裏とは病気がある場所をさしています。

表はまだ病気が浅い部分にいるので急性期の症状のイメージです。
裏は進行して病気が奥まで来ているので慢性的なイメージになります。

寒熱は病気の性質で寒は生理機能の低下を表しており、熱は機能が亢進していていることを
表しています。

虚実は病気の盛衰と身体の正気の強弱を表しています。

陰陽はこれらの総括で 裏、寒、虚は陰に表、熱、実は陽に属しています。

ちなみに表⇔裏 寒⇔熱 虚⇔実これらの組み合わせが8組になるので八網弁証と言われています。

これらをとらえて診断していきます。

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2013/04/21カテゴリ:栄養・食事について(管理栄養士コラム)

脂質は結局体にいいの?悪いの?

こんにちは。
東武東上線沿線で調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの事務兼管理栄養士社員です。

前回は炭水化物とタンパク質についてお話いたしました。

少し時間が空いてしまいましたが今回は脂質についてお話致します。

皆さんは脂質と聞くと思い浮かぶのは「油」ではないでしょうか?

油っこいものは体に良くないから控えましょうなどとよく言われたりしませんか?

確かに脂質の過剰摂取は様々な生活習慣病やメタボリックシンドロームの原因になります。

では脂質は摂らなければ摂らないほど良いの?と思ってしまいますよね。

しかし・・・

脂質って実は私たちの体内で非常に重要な役割をしてくれているんです。

例えば、あるところでは血管を強くしてくれたり。
また、あるところでは脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収を良くしてくれたり。

脂質だって三大栄養素と言われるくらいです。悪い事ばかりではないのですよ。
タンパク質や炭水化物と一緒で健康な体を作り維持する為にためにはとーっても大切な栄養素です。
大事なのはやはりバランスなんですよね。

ところで、そんな摂りすぎても摂らなすぎてもダメな脂質ですが、脂質の中には必須脂肪酸と呼ばれるものがあります。

必須???

言葉からしても何だか重要なにおいがプンプンしますよね。

必須脂肪酸というのは体内で作る事ができないために食物から摂取しなければならない脂質の事です。

具体的にはそう。皆さんが良く耳にするEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)と呼ばれる脂質が実はこの必須脂肪酸だったのです。

EPAはサバ・サンマ・イワシに、DHAはカツオ・マグロに多く含まれています。
これらの必須脂肪酸はコレステロール値を下げる働きがあることが知られていて、心筋梗塞や狭心症をはじめとする動脈硬化症の予防効果が期待されています。

脂は体に悪いから控えようと思っていた方。確かに摂り過ぎは良くありません。しかし脂の中には、ある程度の量を摂る分には実は健康に良いものもあるんだということをご理解いただけたのではないでしょうか?

今回で三大栄養素は終了です。次回からはビタミンについてお話致します。
お楽しみに。

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2012/05/10カテゴリ:生活習慣病について

脂質異常症(高脂血症)と食事療法について

こんにちわ。

東武東上線沿線調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの薬剤師社員です。

脂質異常症とは、血液中脂質であるコレステロールや中性脂肪などが正常より多い状態をいいます。

高脂血症は動脈硬化の危険因子になるため、食事療法や運動療法などが必要です。

コレステロールには、肝臓から組織にコレステロールを運ぶLDL(悪玉)と、組織からコレステロールを肝臓に戻すHDL(善玉)の2種類が存在します。

LDLが高いときだけでなく、HDLが減った状態も、高脂血症と同じように治療が必要です。


脂質異常症の診断基準(動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007版より引用)

高LDLコレステロール血症 検査値:LDLコレステロール ≧ 140mg/dl
低HDLコレステロール血症 検査値:HDLコレステロール < 40mg/dl
高トリグリセライド血症  検査値:トリグリセライド(中性脂肪)≧ 150mg/dl

<脂質異常症の食事療法のポイント>

〇一日に摂取する食事のエネルギー(カロリー)を適正に標準体重を維持する。

標準体重=身長(m)×身長(m)×22

 肥満のある人は適正体重に近づけましょう。

〇油料理は一日二品までにする。

 油の使った料理は一日二品までとし、脂肪のとりすぎを防ぎます。また、動物性脂肪は控えましょう

脂肪には、肉に多い飽和脂肪酸と、魚に多い不飽和脂肪酸があります。飽和脂肪酸はコレステロールを増やし、不飽和脂肪酸はコレステロールを下げます。

〇食物繊維を十分とりましょう

 食物繊維は、血管壁へのコレステロールの沈着を防ぎます。

〇野菜、海草、きのこ類などを毎食欠かさず十分にとりましょう。

 野菜に含まれるβ−カロテン、ビタミンCはLDLコレステロールの酸化変性を防ぎます。
 野菜の1日の摂取量の目安は350g以上です。
 そのうち半分をにんじん・小松菜・ブロッコリーなどの緑黄色野菜から摂取する
 ようにしましょう

〇アルコールやジュースに注意

 アルコール・ジュース・菓子・果物をとりすぎると、中性脂肪を高めます。

〇禁煙しましょう

 喫煙は、HDLコレステロールを減らし、ビタミンCを消費して動脈硬化を進めます。

〇コレステロールの多い食品に注意
 
 特にLDLコレステロールが高い人は、内臓類、卵に注意が必要です。


<コレステロールを多く含む食品>

アンコウ肝 、鶏卵、とりレバー、うなぎの蒲焼 、たらこ、ショートケーキ、
イカ刺身、豚レバー、 牛レバー、 いくら等

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2012/05/10カテゴリ:お子様の病気

お母様からよく聞かれる質問に答えます!

こんにちわ。

東武東上線沿線調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの薬剤師社員です。

このカテゴリーでは主に子供の病気やお薬に関するテーマでお伝えいていきます。

私は小児科の処方箋をメインに受けている調剤薬局の薬剤師でございます。

多くのお母さん、お父さんから

「熱があるときはお風呂はひかえた方がいいですか?」

という質問をよく受けます。

これに関しては実はこういう実験データがあります。

「熱があるお子様を入浴させたグループとさせなかったグループに分け、
 それぞれ受診から6日後に回復ぶりを比較すると両グループに差は見られなかった。」

ただ、発熱が始まった日にお風呂に入ると、高くなる可能性があるのでお風呂は
避けたほうが良いかもしれません。

あくまでも実験結果ですので必ずしもそうとは限りません。

どうしても不安なら診察時に医師に確認しておくとよいでしょう。


お風呂以外に多いのは

「熱は下げた方がいいですか?」

という質問です。

子供の発熱はそのほとんどが風邪によるもので、ウイルスの感染が原因です。

発熱は、侵入してきたウイルスに対する体の生体防御反応で、
むやみに下げるべきではないという意見もあります。

私もこの意見に賛成ですが、重要なことは子供の状態を見て判断するということだと思います。

機嫌が良くて食欲があれば、十分に水分補給して様子を見てもいいと思いますよ。

ただ、食欲が無くぐずってしまうようなら解熱剤を使用してください。

それによって食欲が出て、体力の回復につながることが期待できます。

しかし熱が40度以上になってしまった時は、免疫反応も落ちてしまい治りが悪く
なってしまいますので元気があっても解熱剤を使用したほうがよいでしょう。

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2012/01/11カテゴリ:病気予防

インフルエンザについて

こんにちわ。

東武東上線沿線調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの薬剤師社員です。


みなさんインフルエンザにかかったことはありますか?

私は昨年かかりましたが、とても辛かったのを覚えています。ちょっとだるいな、と思って熱を測ったら39度近くありました。熱が急に上がるのが特徴と聞いていましたが、ここまで短時間だとは思いませんでした。また寒気がして節々が痛み、痰の絡む咳が止まらず、辛い経験をしました。
インフルエンザの症状は急な高熱・咳・関節痛・頭痛などが代表的です。初期には寒気を伴うこともあります。もしお子さんや周囲の方にこのような症状が出たら、すぐに医療機関に受診する事をお勧めします。
現在、タミフルをはじめとするいくつかのインフルエンザ治療薬がありますが、「48時間以内でないと薬が出せません」とか「48時間過ぎているので、飲んでも効果がないです」と医師に言われたことはないでしょうか?
実はインフルエンザのお薬はウィルスを退治するのではなく、増やさないようにするのが目的なのです。48時間過ぎてしまうと、体内にいるウィルスが一番増殖している状態なので、服用しても効果が出ないのです。それどころか服用することにより副作用が起こる可能性があるで、服用は避けた方がいいでしょう。

最後にインフルエンザの予防について、4つ頭に入れておいて下さい。

(1)加湿 (2)マスクの着用 (3)うがい (4)手洗い


注意点としては...

(1)室温22度前後で湿度50%以上加湿(6時間後にはインフルエンザのウィルスの生存率が10%以下)
(2)手に付いたウィルスがマスクに付かないよう、マスクの外側を触らない
(3)うがいはイソジン等を使わず水で、なるべく長い時間をかけて行う
(4)手洗いは流水で、洗い流すことを心掛ける


この4点をしっかり意識して、今年はインフルエンザにかからないように冬を乗きっていきましょう。

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2012/01/11カテゴリ:漢方薬のあれこれ

漢方薬の話1

こんにちわ。

東武東上線沿線調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの薬剤師社員です。

漢方と聞いてもどうやって治していくかイメージがわかない人も多いかと思います。

西洋医学では細胞レベルでの治療になりますが漢方は身体全体を一つととらえて崩れている
身体のバランスを整えてもともと備わっている自然治癒力を高める事が治療のポイントになります。
自然治癒力を最大限に引き出す治療なので新薬に比べて副作用は少なくなります。

ではどのようにして崩れているバランスを見ていくかといいますと「弁証論治」になります。
弁証は診断になります。望診、聞診、問診、切診を行い崩れている部分を探していきます。
次に診察が終われば治療方針となりますが、これが論治になります。

ちなみに切診は脈診と腹診がありますが薬剤師は診察行為で身体には触れられないので
薬剤師がやっている漢方薬局では望診、聞診、問診だけになります。
ここまでみて漢方はその人に合ったものが選ばれます。

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2012/01/11カテゴリ:目の病気について

その症状、つらくないですか?

こんにちわ。

東武東上線沿線調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの薬剤師社員です。

パソコンや携帯電話、テレビと、とかく目をよく使う機会が増えている現代。
次の症状で日常生活で困っていませんでしょうか?

 1)眼がごろごろする。
 2)眼が重たい・眼が痛い。
 3)まぶしく感じる。
 4)眼がよく充血するようになって来た。
 5)視力が落ちてきた。
 6)涙目になってきた。


これらはドライアイ(Dry eye:角膜乾燥症)として挙げられる症状の一例です。
そもそも、ドライアイとは不定愁訴、自覚症状はあっても客観的に判断することは難しいため、なかなかほかの人にそのつらさを理解してもらいにくいもの。その実態は涙の量と質が低下しているのですが、「仕方ないよね」とか「大したことではない」と言い聞かせて我慢されている方も多いのではないのでしょうか?
また、「ドライアイで何か困ることが起こるの?」とお思いかもしれません。


では、涙のお仕事を説明いたしますと・・・

 ・酸素や栄養を眼の角膜へ運ぶ。
 ・眼に入った異物を洗い流すことにより、眼をきれいな状態に保つ。

これらのお仕事がされなくなってくると

 1)白目の血管が拡張し充血→眼に何らかの異常が起こっている。
 2)光がまぶしく感じやすい→白内障症状と似ているため白内障疾患の発見が遅れる。
 3)細菌・ウィルスが繁殖しやすくなる→感染症が起こりやすくなる。
 4)視神経の緊張が続くようになる→眼の痙攣・肩こり・頭痛・腰痛の原因になる。

といったことが起こり、快適な日常生活に支障がでてきます。


では、なぜこのようなことが起こるのか?

 1)眼を酷使している(PC作業・テレビ等の長時間観賞、車の長時間の運転)により、瞬きが少なくなり、涙が出てこなくなる。
 2)コンタクトレンズの長時間使用により、涙が乾燥してレンズが眼球に貼りついてしまう(傷や感染症の原因になる)。
 3)ストレス・涙腺の老化により、涙の調節が難しくなっている。
 4)涙の分泌を抑制する薬・全身疾患により涙が減り、眼が乾燥しやすくなっている。


治療方法には

1)点眼薬を使う
 ・涙の分泌を促す
 ・涙の蒸発を抑え眼の負担を和らげる

2)「涙点プラグ」という涙の排出を意図的に塞ぐ

3)ドライアイの原因を除去する
 ・適度な眼の休憩時間を設ける。(蒸しタオルを眼の上に乗せて休ませるとより効果的)
 ・加湿器・エアコンの設定を調整し目の保湿を確保する。
 ・コンタクトレンズの着用時間を減らす

(3)は日常生活上でできる対策方法ですのでぜひ取り入れてみて下さい。
また、お薬などでドライアイが起こることがありますが、自己判断で飲むのを勝手にやめることはしないでください。
「何か違和感が...」「もしかして...」と感じましたら、一人で悩まず、我慢をせず、気軽に医師や私ども薬剤師へご相談ください。

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