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2013/05/30カテゴリ:お薬手帳について, お薬手帳の活用テクニック

お薬手帳の活用テクニック教えます! 〜かかりつけ以外のクリニックや病院を受診するときの活用法〜

こんにちわ。
東武東上線沿線調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの薬剤師社員です。

このカテゴリーでは当社の薬剤師がおススメするお薬手帳活用テクニックについてお話していきます。

皆様は、かかりつけのクリニックやかかりつけの薬局をきっとお持ちだと思います。

しかし、時にはいつもと違う病院や薬局にかかることもあるでしょう。

例えば、かかりつけのクリニックから大学病院や専門の病院を紹介してもらったり、病気がなかなか良くならないからクリニックをちょっと代えてみたりなど。
このようなご経験が1度くらいはあるのではないでしょうか?

このようなに何らかの理由で病院やクリニックを代える時こそお薬手帳をしっかり活用しましょう。

ここで私の経験上、本当によくある事例をお話させていただきます。

「お薬手帳をしっかり活用していればよかったのにな」「是非お薬手帳を利用してほしいな」と思った事例です。

いつも私の薬局を利用している患者様が、なかなか病気が良くならないという事でかかりつけとは違うクリニックにおかかりになりました。

ところがそちらのクリニックで処方された薬は、結局今まで服用していた薬と同じ薬だったという話です。

これでは、何の為にかかりつけ以外のクリニックを受診したのか分からなくなってしまいますよね。

「良くならないからいつもと違うクリニックを受診したのに」となってしまいます。

でも、よく考えてみると当然かなと思ってしまいます。

かかりつけ以外のクリニックにかかった場合、そのクリニックの医師には患者様のこれまでの病気の経緯、治療の経緯はもちろん、服用している薬の名前すらもわらかないのですから。

分かるのは現状、すなわち診察した時点で医師が直接見る事ができる症状や所見のみです。

つまり病気を診断する為の情報が少ないのです。

ですので、医師側としては緊急性がなければ、とりあえず自覚症状を改善できるような薬を処方し、それでダメなら検査という流れで治療を進めていくのです。

つまり、検査までに2回のステップを踏む事になります。

この流れをスムーズにする為に、そして病気を少しでも早く改善するためにはやはりお薬手帳が力を発揮してくれます。

患者様自身がAクリニックとBクリニックの2つの医療機関の情報をつなぐ架け橋になればいいのです。

橋を架けるためのツールとしてお薬手帳を利用すればいいのです。

では具体的にどのようにお薬手帳を活用すればよいのでしょう?

病院変更2.png
↑の写真は2月14日にAクリニックにかかっており、症状が全く変わらない、良くならないという理由で2月19日にBクリニックを受診した例です。
結局同じ薬が処方されてしまっていますよね?症状が良くならないから医療機関を代えたのに・・・となってしまいます。

Aクリニックでこれまで行っていた治療の経緯(こういう検査をした、医師からこのように言われたなど)を簡単にお薬手帳に書き込み、処方された薬は必ずお薬手帳に記載します。
検査をした場合などは検査結果表をもらえる場合がありますので、結果表などはお薬手帳に貼っておくとよいでしょう。

また、Aクリニックから処方された薬を服用した後の体調変化(良くなったのか?悪化したのか?変わらないのか?)を手帳に記載します。
その他、いつもと違う症状に気づいたときなどは、その症状と発現する時間帯などもお薬手帳に記載しておきます。

病院変更1.png

あとはそのお薬手帳をBクリニックの医師に見せるだけです。

簡単ですよね?

Bクリニックの医師がこのお薬手帳を見ればこれまでの治療経緯が分かりどのような検査が済んでいて、どのような薬を処方すれば良いのか?などが分かるため治療を円滑に進める事が出来ます。

さらに、治療を円滑にする為だけではなく、検査の重複、薬剤の重複なども未然に防止するため医療費の削減にも繋がる可能性があります。

しかもお薬手帳は無料で薬局からもらえますし、自分で手帳に書き込むだけですから費用も一切かかりません。
このような機会があったら是非試してみて下さい。

お薬手帳活用に関する過去の記事はこちらをクリック

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