パル・コラム

2013/05/10カテゴリ:漢方薬のあれこれ

漢方薬の話2

こんにちわ。

東武東上線沿線調剤薬局を展開している株式会社パル・オネストの薬剤師社員です。

漢方と聞いてもどうやって治していくかイメージがわかない人も多いかと思います。

西洋医学では細胞レベルでの治療になりますが漢方は身体全体を一つととらえて
崩れている身体のバランスを整えてもともと備わっている自然治癒力を高める事が
治療のポイントになります。

自然治癒力を最大限に引き出す治療なので新薬に比べて副作用は少なくなります。

ではどのようにして崩れているバランスを見ていくかといいますと「弁証論治」になります。

弁証は診断になります。

望診、聞診、問診、切診を行い崩れている部分を探していきます。

次に診察が終われば治療方針が決まりますがこれが論治になります。

ちなみに切診は脈診と腹診がありますが薬剤師は診察行為で
身体には触れられないので薬剤師がやっている漢方薬局では
望診、聞診、問診だけになります。

ここまでみて漢方はその人に合ったものが選ばれます。

それでは実際はどのようにして診断(弁証)されているか。

よく使われる方法として八網弁証があります。

これらは陰⇔陽 表⇔裏 寒⇔熱 虚⇔実と4組の相反するものからなっています。

表裏とは病気がある場所をさしています。

表はまだ病気が浅い部分にいるので急性期の症状のイメージです。
裏は進行して病気が奥まで来ているので慢性的なイメージになります。

寒熱は病気の性質で寒は生理機能の低下を表しており、熱は機能が亢進していていることを
表しています。

虚実は病気の盛衰と身体の正気の強弱を表しています。

陰陽はこれらの総括で 裏、寒、虚は陰に表、熱、実は陽に属しています。

ちなみに表⇔裏 寒⇔熱 虚⇔実これらの組み合わせが8組になるので八網弁証と言われています。

これらをとらえて診断していきます。

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